"節電"は既存電力システムに対するNO!宣言である、または、ポスト電力自由化について、あと余談
家庭用電力販売の話*1に限定すると、節電は、一般ユーザーから既存大手電力会社にたいする、"不買運動"という意味があったように思う。
東京電力から電気を買いたくない。
少なくとも、私の場合は。
低圧の電力会社も選べるようになって何が変わるのか?
まずは、競争のメカニズム導入される。多様なサービスが展開され、利用者が個々の判断で、サービスを選択できるようになる。
ここで仮に、1パーセントの人*2が電力会社を変更したとする。
大したことじゃない、、、って思うかもしれないね。
でも、考えてみてほしい。
それは、市場規模の大きさだ。
まだまだ、面白いことは起こるよ。
楽しみ、楽しみ。
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ところで、価値、あるいは付加価値とは何か。
ストレートに言うと、原発由来でない電気を買えないか?
経産省が画策する愚策"非化石エネルギー市場創設"*3のような、苦肉の策(マジにクソ政策)、これにNO!を突き付ける方法がないか思案中です。
こちとら、再生可能エネルギー100% Renewable energy 100%を利用したいだけなのに、経産省/エネ庁/電力業界はそこに核発電*4を潜り込ませようと必死なわけです。
なぜなら、潜在的核武装の放棄や、もっと単純に、省の先輩方への背信に繋がるからです。*5
バカです。
敗戦の愚から、何も学んでいないのです。このまま日本は"原発を抱きしめながら"、ますます沈んでゆくことでしょう。
はあ、自分とその家族だけでも生き残りを考えないとな、、、
ユーウツだわ。。。
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余談の余談。
日本国が保有する"47.8tの再処理済みの兵器級プルトニウム"。
これは高速増殖炉計画が頓挫したことで、マジに表向きの保有のタテマエが消失。
イランだかサウジだかに、日本の核武装の可能性を国連?で追求されてたな。あちゃー、バレでますよ(笑)。
地下への埋設も無理でしょう。適地も見つからないし、地元の合意も得られない。*6
そこで私見ですが、原発推進派の方々とその子孫の方達が、『10万年間』代々管理するのはどうでしょうか。神社みたいな感じで。。。*7
余談の余談の余談。
ドキュメンタリー映画"10万年後の安全"は、原題が"Into Eternity"。
原題のほうが深みがありますね。