狼として生きる

音もなく 臭いもなく 智名もなく 勇名もなし

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いよいよ本日の18:00まで。

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いちおう記録を残しておきます。
自分が書いたもの。

3案ともダメだが,あえて選ぶなら0%だ.
今回の3選択肢では重要な要素とされていないようだが,脱原発を前提として,核燃料サイクル廃止・再処理中止・高速増殖炉の研究開発中止を先に決定すべきである.これにより,当然,使用済み核燃料は全量直接処分となる.15%以上のシナリオでは再処理の継続を含むものと明言されているので,選択肢として存在すること自体がおかしい.もんじゅ廃止をこれ以上先送りするな。


また、新しい委員会が発足していないのに、将来の原発比率を選択する仕組みもおかしい。
国会事故調査委員会によれば,規制する側の行政機関が『原子力安全・保安院が事業者の虜となっていたされた.』とされている.現行の仕組みのままで未来の政策を決定するのはおかしい。今後の新規制により,『現在する原発は,すべてが安全対策を満たさないので廃炉』となる可能性は十分にあると考える.厳しい基準を厳格に適用し,リスクのある原発から順に停止・廃炉を決めていくことが当然予想され,脱原発の原則に照らし新設を行わないのは当然であるから、原発新設やリプレースの可能性を含む選択肢を提示することはおかしい。


2030年時点の電源比率でなく、即時原発ゼロを決定せよ。国内の全原発を国有化し、電力会社の経営状態(電力債市場の崩壊懸念も含む)と切り離して議論できるようにするスキームを即時実行に移せ。


原発なしではやっていけない』という意見もあるようだが,すでに今年短期間ながら原発ゼロの実績はある.
日本国の電力やエネルギー供給システムの大規模な変革をビジョンとして示せ。現在の1次エネルギーの低い利用率の改善,電気やガスを使わない熱の有効利用(バイオマス、バイオガス燃焼による地域レベルの熱供給),大規模集中型電力供給から小規模分散型電力供給への転換に向けて方針を策定することが最も重要で、その出発点として即時原発ゼロを決定せよ。                

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