狼として生きる

音もなく 臭いもなく 智名もなく 勇名もなし

小出裕章/足立明 - 原子力と共存できるか

原子力と共存できるか

原子力と共存できるか


ぶれない.
コスト削減を名目に安全管理を疎かにする事例が紹介されており,本当に恐ろしい.
福島以前に日本の歴史が終わっていてもおかしくなかった.


以下,目次.

第一章 「見直され」続ける原子力
1 「夢のエネルギー」は幻想だった
2 「安上がり」でもなかった原子力
3 「原子力は地球環境を救う」という屁理屈
4 国や電力会社の「最後の切り札」だった高速増殖炉


第二章 原子力の基礎知識 - 核分裂・放射線・原子力発電
1 ウランが「燃える」とはどういうことか - 核分裂の話
2 核分裂と放射線
3 「目に見えない」から、危険性がわからない
4 原子炉は、そもそも発電のために作られたわけではない
5 原子炉の中は、「一触即発」
6 人類を震撼させた二つの重大事故 - スリーマイルズとチェルノブイリ


第三章 危険先進国、日本 - 「もんじゅ」とプルトニウム、再処理を考える
1 高速増殖炉FBRとは何か
2 いっそう危険な高速増殖炉
3 プルトニウム蓄積こそ最大の問題
4 二つの国内事故に現れた危険先進国の実態 - 「もんじゅ」と東海再処理工場


第四章 なぜそれでも「原子力」なのか - 「先進国」日本の本音
1 「目先の儲け」と「国威」とが推進の理由
2 軍事利用と「管理社会」
3 アジアに進出する原発産業


第五章 原子力に依存せずにすむ社会を
1 ふたたびエネルギー問題について考える
2 第三世界は、本当に原子力を必要としているか
3 代替エネルギーだけでは人類を救えない
4 原子力を必要としないライフスタイルを

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