狼として生きる

音もなく 臭いもなく 智名もなく 勇名もなし

ぼくはフィッシュマンズが好きでした

ニルヴァーナとかばっかり聴いてた高校生のころ,
近所の図書館でなぜか見つけたエリオット・スミスのeither/orとフィッシュマンズの空中キャンプはお気に入りだった.
佐藤くんの訃報に接したときは,取り乱してロッキング・オン社に電話をかけて確認した.
電話の向こうのお姉さんが,本当だと教えてくれた.
夜の音楽番組にテロップで一瞬流れただけだったから,とても,信じられるものではなくて.
信じたくなかったのだと思う.*1


でも,いまでも信じられないな.
僕が新譜を追っかける生活から離れてしまったせいで,フィッシュマンズの圧倒的な作品が出ていることを知らないだけなんじゃないか.
8月の現状やゆらめき IN THE AIRからさらに途轍もない進化を遂げたフィッシュマンズがどこかにいるんじゃないのか.
フジロックの天国ステージでfinal actを務めていたりするんだろ,そうだろ,きっとそうだ.


オチはない.

*1:本当に迷惑なことをした.しかし,それくらい取り乱していた.

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