狼として生きる

音もなく 臭いもなく 智名もなく 勇名もなし

宮台真司 新刊 日本の難点

日本の難点 (幻冬舎新書)

日本の難点 (幻冬舎新書)


待望の新刊。何というタイトルか。内容に期待している。
トークショーにも行こうと思う。

トークショー@青山ブックセンター
5/10/2009
14:00〜15:30+サイン会(開場:13:30〜) 
会場:青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山


定員100名 ※入場有料
http://www.aoyamabc.co.jp/10/10_200905/2009510.html

キャンペーンサイト
http://d.hatena.ne.jp/Mjqq/

紹介文
『日本の難点』 幻冬舎新書
840円(税込) 2009年4月16日発売


一章・人間関係はどうなるのか――(コミュニケーション論・メディア論)
二章・教育をどうするのか――(若者論・教育論)
三章・「幸福」とはどういうことなのか――(幸福論)
四章・アメリカはどうなっているのか――(米国論)
五章・日本をどうするのか――(日本論)
(「目次」より)


「本書はこれ以上はあり得ないというほど、噛み砕いて書かれています。本書に難解なところがあるとすれば、それは記述の難解さではなく、事柄の難解さによるものです。通読すれば眩暈がするでしょうが、それは圧倒的情報量による眩暈でなく、〈社会〉の複雑さによる眩暈でしょう。その意味で、本書の全体を読み通すと、叙事詩やギリシア悲劇を通読したような、あえて言えば文学的な印象を与えるはずです。
(「あとがき」より)


■4/26時点で追記
まだ読んでいる途中。
98年以降 宮台氏の本は7割くらい読んでいる・最近はマル激も熱心に視聴しているが、この本のようにまとめた形として読むと、なんというか、『シビレる』。
自分は事前知識をそれこそ順不同に仕入れているので、聞き覚えのある話が半分くらいある(やっと整理できるのでうれしい!)が、まったく知らない人がこれを読んだらどう思うのだろうか?


90年代の攻撃的な論説から遠く離れ、ここまで来たのだ、という感慨が強くあります。
時間の流れを感じます。
ダヴィンチ連載でいうと 世紀末相談 → オンザブリッジの流れの、まさに成果ですね。


<参考>自分が宮台真司にハマったきっかけ↓

ダヴィンチ バックナンバー
98年6月号 特集『男はなぜ自殺しなければならないのか』
http://www.mf-davinci.com/bn/9808.html

■5/10追記
行ってきました。
会場、暑かったですね(苦笑)。


もし時間があれば、本日のメモ書きを公開するかもしれません。



とりあえず関連書籍リンク貼っておきます。

日本の統治構造―官僚内閣制から議院内閣制へ (中公新書)

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日本の食と農 危機の本質 (シリーズ 日本の〈現代〉)

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農協の大罪 (宝島社新書)

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どれも、中身が濃いです。

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