狼として生きる

音もなく 臭いもなく 智名もなく 勇名もなし

日本を降りる若者たち

日本を降りる若者たち (講談社現代新書)

日本を降りる若者たち (講談社現代新書)


いろんな道があるのですね。
目的無く過ごした大学生活を思い出して、ちょっと痛かったです。


日本の息苦しさ。
日本でしばらく稼ぎ、タイでなんとか命をつなぐ人。
日本企業の現地採用職員として、タイで頑張る人。


自分が思うのは、「自分の人生の優先順位は、自分で決められるのではないか?」ということ。
日本でそこそこの生活*1を送っている自分としては、それほど悩むこともなく、無意識のうちに、「サラリーマンとしてまじめに働いて、奥さんを貰って専業主婦になってもらって・・・」みたいな価値観に洗脳されているところがあります。
上記のような行動は、たしかに10〜20年くらいまで前なら合理的だったのだと思いますが、今後は厳しい。
これから先は、自分が手に入れたいものを選び、その他を主体的に捨てる選択が必須になるでしょう。


<参考>

社会学入門―人間と社会の未来 (岩波新書)

社会学入門―人間と社会の未来 (岩波新書)


日本の"生きにくさ"について。

日本を出る準備。 - Espresso Diary@信州松本
http://blog.livedoor.jp/takahashikamekichi/archives/51841374.html

『住みたいところに住める俺』というブログも面白いよ。

*1:ご飯が満足に食べられて、iPodがあって、本が読める。

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